2013年11月24日
■自作ストーブ ~空き缶ウッドガスストーブ作り方~
■缶コーヒーの空き缶でのウッドガスストーブの作り方を質問してくれた方

お待たせしてしまいました・・・もう解決してしまったかな・・(^_^)オマタセシマシタ

到着して一服して気が付くと、「とっとと帰ろうね♪」というオーラが相方からでている・・・
今日は夕方から親戚が来るのであまり時間が無い・・相方は早くも昼食の用意を始めた
・・・見てみなよ・・・・紅葉や落ち葉がとっても綺麗なのに・・・・
出来立ての落ちを踏む音がいいねぇ、な~んてのんびりしていたら
「タイたん・キューブB6どん」を占領されてしまった・・時間が無いからと持参したストーブは
二つだけなのに・・・・(-_-)ソレハナイダロ・・それじゃあ俺の唯一の楽しみがぁ・・・
しかし、なんか手際よく相方がストーブに火を入れるのが心地よく、しばらくは見とれていたが
・・・つまんない・・

楽しみを奪われた気分でザックをまさぐる・・確か軽量コンパクトストーブが入れっぱなしだったはず
・・・こんな時の為にいつも・・・・持ち歩いて・・・あれ?無い・・何で??・・・そっか!この前お手入れして家に・・・
しかし最近探していた物をザックの底から発見した・・・空き缶工作道具・・・発見(^_^)v
去年息子とデイキャンに来た時に空き缶ストーブを作った工具が入れっぱなしだった・・
そう言えば・・・・と・・ここで缶コーヒーの空き缶ウッドガスストーブの作り方を質問してくれた方を
思い出しました(^_^;)
リサイクルボックスから空き缶を調達し、機嫌良く缶コーヒー空き缶ストーブを作る事となった(^_^)v
・材料・・・空き缶2つ
・工具・・・マジック・養生テープかなこれ?・ニッパー・カッター大・アイスピック・園芸鋏。
ニッパーとカッター以外はたぶんダイソー製品。
おっさんは素手の方が滑らなくて、作業し易いので電動工具以外は素手やりますが
必要に応じて、手袋とか工夫して下さいね・・

缶の加工する部分に紙テープを貼る、なくてもいいのですが今回は
説明するのに分かり易いので貼ってみた。丁寧に作りたい人は貼って下書きして下さいね。
あとテープを貼るとカッターの刃やアイスピックの先端が少しは滑りづらくなります
ガムテープなら更に滑りづらいかなと思いますので安全第一の方はそうしてください。

はい、雑ですが加工の下書きをしました。太い缶は下の部分だけに穴空け
細い缶は一番下に「V字」に切り込みします、吸気とロストル固定を兼ねた加工をするためです。
真ん中辺に今日は6箇所、その上に12箇所の穴空け、上には五徳兼燃料投入口を切り取ります。
今回はよく中が見えるように投入口の一つを大きくしてみました。
穴の位置とか数は目安なので、色々作って比べて燃料や目的でお好み調整して下さい。

はい、加工しました、カッターは大きい方が刃が折れにくく、もちがいいです、
加工前には刃を折って切れ味の良い状態で、刃を1cm位出すに留めた方が安全かな
少し刺して切り進む方向が合っているか確認すると綺麗に安全に切れるかと。
アイスピックは先端が鋭くなっていた方が穴が空き易く滑らないです、
必要に応じてヤスリで調節して下さい、又細い缶を握って刺すと貫通して手のひらを刺します(^_^;)
イッキにぶっさすのでなく、小さな穴をあけてゆっくりグリグリする感じの方が安全かと。
おっさんなので怪我とか心配になってしまいます・・・手の滑りようのない持ち方とか
滑ってもそこに手や体の無い持ち方や力の入れ方が分からない方は
おっさんに聞くとか、器用な方に教えてもらうとか、ヤメトクとかして下さいね(^_^;)ジコセキニンデネ・・
個人的には、この程度のことは中2位までに学校で器用な先生とかが教えればいいのにと思います
キャンプって火とか刃物の教育に最適ですよね(^_^)

ロストル部分の底にも穴あけをします、後でくり抜くので端っこは避けて穴あけを。
穴の数とか大きさ形、これもお好みで調整してください。

太缶は上部・細缶は上下を切り取ります、缶きりが無かったのでカッターで切り取り
ましたが、切取った部位は使うので丁寧に切ります。

細缶の6つのV字の切り込みを中に折ります、一つおきに折る角度を変えて

切取った穴の空いたロストル部材を、こんな感じに挟み込み固定します。
ロストルの下の空間も吸気を効率よく行うのと、灰が溜まるので長時間燃やすには大切です。

太缶に細缶を入れます、力づくでやると変形するので太缶の切り取り部のバリを
少しづつニッパー等でつぶして入れます。
太缶の下に沢山空けた穴の内部にもバリが出ています、細缶を下まで入れるのに
邪魔になれば、同様に潰すか穴からアイスピックをいれてグリグリとバリを押しつぶします。

こんな感じで出来ました、説明してなかった加工がありますね・・太缶の真ん中辺に空けた穴は4つ、
これは高温になって外側の太缶の塗装が焦げるのを防止する為です。
ストーブ的には高温になった方がいいのでしょうが、見た目が焦げているとゴミと思われたり
不気味に見える人がいます、缶の柄を残すとストーブが可愛く見えるそーです(^_^;)・・・
この穴があればアルミ缶とかでも大丈夫です、が、ペラペラなので加工は簡単ですが
ボコボコになり易いので自分はスチール缶がおススメです。

いよいよ火入れです(^_^) この小さいストーブの威力を引き出し、火遊びを楽しむには
木質ペレットが最適です。
落ちている枝とか、木っ端はこのミニミニストーブには重荷です。
水200cc程度を沸騰させるには、ペレット1/2合は使わないと思いますよ。

炉に入れるペレットの量は細缶の真ん中辺に空けた6つの穴が隠れない程度です
この真ん中辺に空けた6つの穴はこの細長く小さい炉には必要だと思います
これは風対策です、ウッドガスだけが燃えている状態はとても風に弱く、コーヒー缶
ストーブではガスも少なく火も小さいのでひとたまりもありません。
五徳付近にあけた(12コの)穴だけでなく、もう少し下に穴を開ける事によって
風の影響を受けにくくします。
そして炉内の6つの穴が燃えかすや、燃料で塞がれたときの保険で五徳付近にあけた(12コの)穴
も必要になります。
炉内が煤けているのは一回目の時に電話が掛かってきてしまい、これが二度目になるからです(^_^;)
圏外が減って悲しいなぁ・・
どこでも、いつでも連絡が取れる事によって、人が失いつつある注意力とか緊張感とか努力もあるよね・・・

点火にはアルコールを使いますが、小さいこのストーブの時はアルコールを
適当に垂らして点火はNGです。
量を間違うと、すぐにペレットがふやけて下からの吸気の妨げになり、逆に点火が遅れたり
燃えなかったりします、そうなってしまうと点火がやっかいです。
別容器で適量のペレットにアルコールを染み込ませて、それをストーブ内のペレットの
上にまき点火して引火を待ちます

引火を待ち、ガスが出て来たらカップを乗せまーす

ガスだけが燃えています・・風に最も弱い時です
消えてしまったらウッドガスの真っ白な煙が出ますので煙の色を覚えておきましょう。
ライターの火ですぐに引火して復活します。

本燃焼です、なかなか力強い炎です・・・萌え(@_@)★

◎ここでこのストーブの楽しみ方(^_^)v
この時点で中に入っているペレットはとても少ないですよね
本燃焼は5分ともちません・・・
燃やし方のコツは少ないペレットで本燃焼(強火)を早く迎え、その後中火を
燃料の入れ方で保つ、です。なるべく下で燃えた方が煙突効果も少し上がります。
燃料投入のタイミングです。
・火の状態・・・強め・・・これをAとします

・そして少し弱ってきた状態・・・これをBとします

・そしてそれより少し弱めの状態・・・・これをCとします

Bの状態がCになる前にペレットを燃料投入口からペレットを入れてやります。
この時に1~3粒を時間を20秒~40秒あけて入れて行きます。
いっぺんに10粒とか入れると燃えているペレットの上を塞ぐ事になり極端に火が小さくなったり
消えてしまったりします。
赤ちゃんに離乳食を食べさせるように目を離さずに燃料を入れます。
これを続ければ30分~40分位まではBの状態をつづけられ500cc位は沸騰出来ると思います。
それ以上でしたら、ロストルの穴をもう少し大きくして、ペレットがある程度小さくなったら
落ちる様にしたり、炉内の穴の位置や数で調整出来ると思います。
3つ位は同時にお世話出来ると思うので束にして使ったら火力調整楽なので2合の炊飯とか
出来るかな?
200ccの水であれば10分は掛からずに沸騰させられると思います。

とても可愛いくて手間のかかるストーブです、怪我には注意してお試し下さい(^_^)v

お待たせしてしまいました・・・もう解決してしまったかな・・(^_^)オマタセシマシタ

到着して一服して気が付くと、「とっとと帰ろうね♪」というオーラが相方からでている・・・
今日は夕方から親戚が来るのであまり時間が無い・・相方は早くも昼食の用意を始めた
・・・見てみなよ・・・・紅葉や落ち葉がとっても綺麗なのに・・・・
出来立ての落ちを踏む音がいいねぇ、な~んてのんびりしていたら
「タイたん・キューブB6どん」を占領されてしまった・・時間が無いからと持参したストーブは
二つだけなのに・・・・(-_-)ソレハナイダロ・・それじゃあ俺の唯一の楽しみがぁ・・・
しかし、なんか手際よく相方がストーブに火を入れるのが心地よく、しばらくは見とれていたが
・・・つまんない・・

楽しみを奪われた気分でザックをまさぐる・・確か軽量コンパクトストーブが入れっぱなしだったはず
・・・こんな時の為にいつも・・・・持ち歩いて・・・あれ?無い・・何で??・・・そっか!この前お手入れして家に・・・
しかし最近探していた物をザックの底から発見した・・・空き缶工作道具・・・発見(^_^)v
去年息子とデイキャンに来た時に空き缶ストーブを作った工具が入れっぱなしだった・・
そう言えば・・・・と・・ここで缶コーヒーの空き缶ウッドガスストーブの作り方を質問してくれた方を
思い出しました(^_^;)
リサイクルボックスから空き缶を調達し、機嫌良く缶コーヒー空き缶ストーブを作る事となった(^_^)v
・材料・・・空き缶2つ
・工具・・・マジック・養生テープかなこれ?・ニッパー・カッター大・アイスピック・園芸鋏。
ニッパーとカッター以外はたぶんダイソー製品。
おっさんは素手の方が滑らなくて、作業し易いので電動工具以外は素手やりますが
必要に応じて、手袋とか工夫して下さいね・・

缶の加工する部分に紙テープを貼る、なくてもいいのですが今回は
説明するのに分かり易いので貼ってみた。丁寧に作りたい人は貼って下書きして下さいね。
あとテープを貼るとカッターの刃やアイスピックの先端が少しは滑りづらくなります
ガムテープなら更に滑りづらいかなと思いますので安全第一の方はそうしてください。

はい、雑ですが加工の下書きをしました。太い缶は下の部分だけに穴空け
細い缶は一番下に「V字」に切り込みします、吸気とロストル固定を兼ねた加工をするためです。
真ん中辺に今日は6箇所、その上に12箇所の穴空け、上には五徳兼燃料投入口を切り取ります。
今回はよく中が見えるように投入口の一つを大きくしてみました。
穴の位置とか数は目安なので、色々作って比べて燃料や目的でお好み調整して下さい。

はい、加工しました、カッターは大きい方が刃が折れにくく、もちがいいです、
加工前には刃を折って切れ味の良い状態で、刃を1cm位出すに留めた方が安全かな
少し刺して切り進む方向が合っているか確認すると綺麗に安全に切れるかと。
アイスピックは先端が鋭くなっていた方が穴が空き易く滑らないです、
必要に応じてヤスリで調節して下さい、又細い缶を握って刺すと貫通して手のひらを刺します(^_^;)
イッキにぶっさすのでなく、小さな穴をあけてゆっくりグリグリする感じの方が安全かと。
おっさんなので怪我とか心配になってしまいます・・・手の滑りようのない持ち方とか
滑ってもそこに手や体の無い持ち方や力の入れ方が分からない方は
おっさんに聞くとか、器用な方に教えてもらうとか、ヤメトクとかして下さいね(^_^;)ジコセキニンデネ・・
個人的には、この程度のことは中2位までに学校で器用な先生とかが教えればいいのにと思います
キャンプって火とか刃物の教育に最適ですよね(^_^)

ロストル部分の底にも穴あけをします、後でくり抜くので端っこは避けて穴あけを。
穴の数とか大きさ形、これもお好みで調整してください。

太缶は上部・細缶は上下を切り取ります、缶きりが無かったのでカッターで切り取り
ましたが、切取った部位は使うので丁寧に切ります。

細缶の6つのV字の切り込みを中に折ります、一つおきに折る角度を変えて

切取った穴の空いたロストル部材を、こんな感じに挟み込み固定します。
ロストルの下の空間も吸気を効率よく行うのと、灰が溜まるので長時間燃やすには大切です。

太缶に細缶を入れます、力づくでやると変形するので太缶の切り取り部のバリを
少しづつニッパー等でつぶして入れます。
太缶の下に沢山空けた穴の内部にもバリが出ています、細缶を下まで入れるのに
邪魔になれば、同様に潰すか穴からアイスピックをいれてグリグリとバリを押しつぶします。

こんな感じで出来ました、説明してなかった加工がありますね・・太缶の真ん中辺に空けた穴は4つ、
これは高温になって外側の太缶の塗装が焦げるのを防止する為です。
ストーブ的には高温になった方がいいのでしょうが、見た目が焦げているとゴミと思われたり
不気味に見える人がいます、缶の柄を残すとストーブが可愛く見えるそーです(^_^;)・・・
この穴があればアルミ缶とかでも大丈夫です、が、ペラペラなので加工は簡単ですが
ボコボコになり易いので自分はスチール缶がおススメです。

いよいよ火入れです(^_^) この小さいストーブの威力を引き出し、火遊びを楽しむには
木質ペレットが最適です。
落ちている枝とか、木っ端はこのミニミニストーブには重荷です。
水200cc程度を沸騰させるには、ペレット1/2合は使わないと思いますよ。

炉に入れるペレットの量は細缶の真ん中辺に空けた6つの穴が隠れない程度です
この真ん中辺に空けた6つの穴はこの細長く小さい炉には必要だと思います
これは風対策です、ウッドガスだけが燃えている状態はとても風に弱く、コーヒー缶
ストーブではガスも少なく火も小さいのでひとたまりもありません。
五徳付近にあけた(12コの)穴だけでなく、もう少し下に穴を開ける事によって
風の影響を受けにくくします。
そして炉内の6つの穴が燃えかすや、燃料で塞がれたときの保険で五徳付近にあけた(12コの)穴
も必要になります。
炉内が煤けているのは一回目の時に電話が掛かってきてしまい、これが二度目になるからです(^_^;)
圏外が減って悲しいなぁ・・
どこでも、いつでも連絡が取れる事によって、人が失いつつある注意力とか緊張感とか努力もあるよね・・・

点火にはアルコールを使いますが、小さいこのストーブの時はアルコールを
適当に垂らして点火はNGです。
量を間違うと、すぐにペレットがふやけて下からの吸気の妨げになり、逆に点火が遅れたり
燃えなかったりします、そうなってしまうと点火がやっかいです。
別容器で適量のペレットにアルコールを染み込ませて、それをストーブ内のペレットの
上にまき点火して引火を待ちます

引火を待ち、ガスが出て来たらカップを乗せまーす

ガスだけが燃えています・・風に最も弱い時です
消えてしまったらウッドガスの真っ白な煙が出ますので煙の色を覚えておきましょう。
ライターの火ですぐに引火して復活します。

本燃焼です、なかなか力強い炎です・・・萌え(@_@)★

◎ここでこのストーブの楽しみ方(^_^)v
この時点で中に入っているペレットはとても少ないですよね
本燃焼は5分ともちません・・・
燃やし方のコツは少ないペレットで本燃焼(強火)を早く迎え、その後中火を
燃料の入れ方で保つ、です。なるべく下で燃えた方が煙突効果も少し上がります。
燃料投入のタイミングです。
・火の状態・・・強め・・・これをAとします

・そして少し弱ってきた状態・・・これをBとします

・そしてそれより少し弱めの状態・・・・これをCとします

Bの状態がCになる前にペレットを燃料投入口からペレットを入れてやります。
この時に1~3粒を時間を20秒~40秒あけて入れて行きます。
いっぺんに10粒とか入れると燃えているペレットの上を塞ぐ事になり極端に火が小さくなったり
消えてしまったりします。
赤ちゃんに離乳食を食べさせるように目を離さずに燃料を入れます。
これを続ければ30分~40分位まではBの状態をつづけられ500cc位は沸騰出来ると思います。
それ以上でしたら、ロストルの穴をもう少し大きくして、ペレットがある程度小さくなったら
落ちる様にしたり、炉内の穴の位置や数で調整出来ると思います。
3つ位は同時にお世話出来ると思うので束にして使ったら火力調整楽なので2合の炊飯とか
出来るかな?
200ccの水であれば10分は掛からずに沸騰させられると思います。

とても可愛いくて手間のかかるストーブです、怪我には注意してお試し下さい(^_^)v