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Posted by naturum at

2013年10月06日

■自作ストーブ ~ウッドガスストーブ 少ない熾き火の利用~

■初めて行った100均で物色しているとミニシフォンケーキ型という物を見つけた(^_^)

こいつで、ストーブを作り、木質ペレットの課題一つの炭化しかけたペレット(熾火)

の有効活用をテストしてみた。



ミニシフォンケーキ型はこんなのです・・・シフォンケーキの実物は見たことがない・・

焼いたケーキが抜ける為か底板は外れます、シフォンケーキには、どうやら真ん中に穴が空いているらしく

その形成のために煙突状の突起があります・・これが二次燃焼の吸気筒に考えていた形に

そっくりで見つけた時は嬉しかった(^_^)v



ミニシフォンケーキ型×2 とダイソーのケーキの型×1を組み合わせて使用します。

すり鉢状の形なので重ねられるのでコンパクトに持ち運び出来て軽い。



パーツは全部でこんな感じ、上段左はWGストーブの内壁、右はストーブの上の部分

下段はアルコールストーブとアルコール、見づらいですが五徳は高いのと低いの2種類

右端はストーブの外壁・・・写真がわかり辛くてごめんなさい・・(-_-;)



組み立てるとこんな感じになります。

木っ端投入は五徳の間からなので、その下のデカイ穴はいつもの大好きな覗き穴です・・

性能はもちろん覗き穴が無いほうが断然いいと思いますが・・覗きたいので仕方ないっす(-_-;)

出来上がるまでに十分遊んでいるので、小汚く煤けてしまっています・・



丁度よい写真が無かったのでこれで説明します、ウッドガスストーブは大抵

ダブルウォールの内壁に二次燃焼の為の吸気穴を開けます。

今回は真ん中の筒状の煙突にも穴を空けて二次燃焼の吸気にしてみました。

ここが新たな試みなんですが、もっと燃焼効率が上がるかな?煙が減るかな?と考えてました。



外で燃やした時の画像を見ると容器内の壁の穴からだけでなく

真ん中の煙突の穴からの吸気で二次燃焼が強く燃えています、んん・・写真ではわかり難いですかねぇ

古いスマホでは無理なのでしょうか?露出を落とせばいいのか?

どっちにしても、この日は風が強くて炎が落ち着きませんでしたし。

まあ、この大きな覗き穴が風の日には最悪なんです・・風の日には致命的な上

ストーブ内の温度も下げやすくタールとかも付きやすくなります

せっかく風に強い形状にしても無意味ですよね・・・(^_^)ミタイカラシカタナイ

でも遊び道具でもあるので覗きたいし・・いつか風の無い日に写真を撮り直します。




◎ここからは本来の課題ウッドGSが燃え尽きた後の炭化したペレット、おき火の有効利用です

ペレットは少量でもよく燃えてくれますが、少量ゆえにストーブの底にある おき火は利用しづらい。

そのための上下分割のストーブを作って、おき火を使いやすくという課題でした(^_^)

では早速テスト、ペレットを15分燃える位の分量を入れてアルコールを少々垂らし火をつけます。

ペレットは同量でもストーブの大きさや二次燃焼の効率によって燃焼時間は変わります。



風が強く時間が掛かりましたが1分半後、アルコール分が燃え尽きる前になんとかペレットに

引火しました。



風がけっこうあったので、上部を乗せると早速ウッドガスが出たようで二次燃焼を始めました。



更に2分後に火が回りました。



五徳を乗っけて、水400ccの入ったカップを乗せます。



二次燃焼が見えますが、ダブルフォールの隙間が狭いので今イチ吸気が弱いんです・・

構造上隙間はなんともならないですが、いくらか隙間広いもう少し下に二次吸気の穴を開けるべきでした。

穴をこじって、内壁を少しへこませてやれば空気の通りがもう少し改善される筈です。

・・やっぱり中は見たい、覗き穴がないと見えませんからね~(^_^)v



が・・・五徳部分から入った風は炎となって覗き穴からブァツと吹出します

この繰り返しではなかなか沸騰しません・・・(-_-;)





仕方ないので五徳を取り直乗せをしました・・10分掛かってなんとか沸騰です。

覗き穴には開閉できる蓋が必要ですね。。



その後5・6分で炎は消えておき火になったので、有効活用テストを(^_^)

ストーブ上部をはずし、中の炭化ぎみのペレットに低い五徳を乗っける

パタパタ仰ぐとペレットは赤々としてやる気満々です。



200ccの水を入れたカップを乗せると・・予想より早い!

6分位で沸騰しました・・うん、これはまあ使える!

これならチャーハンを炒めた後にカップスープが作れます!・・・がチャーハン

食べるのに7分掛からんな俺(^_^;)、まあコーヒーでも、お紅茶でもね。



もう一杯分いけないかな・・と思い

少し小さくなり減ってしまったペレットを寄せて石ころを五徳にしてみた



同じく200cc水を入れたカップを乗せた・・6分経ったが自販機のホットコーヒー程度の温度です

残念・・・ここで自分の時間切れでテストを終了・・(-_-)スミマセン。



ペレットは少量の場合炎を出して燃えている時間より、おき火の時間がとても長いので

始め強火で、とろ火長めのペレットに適した料理には良い燃料かなと、何だろう?煮込み系でしょうか。・・

近いうちに炊飯をテストしてまた報告したいと思います。

・ロストル下の一時吸気をもっと少なくしてやり、上の二次燃焼を強くすると、割り箸や木端

でも少し炭化した熾火が出来ます、但し灰になるのに時間が掛かるのでストーブの中が直ぐにいっぱいに

なります。 

食品を炙りたいけど炭がない時は、一時吸気口を絞れるロストルを作って状況で使い分ければ

炭化した熾火を意識的に作って煤のつかないトーストを焼いたり出来ます。

・焚火の時も大きな炎の近くで、酸欠ぎみに木を燃やすと少し炭化した熾火が出来るので

炭がなかったり、ケチりたいときには役に立つ方法だと思います(^_^)

・ペレットはウッドガスが出やすく、圧縮あり固いので熾火の時間が長い燃料です

分離型のウッドストーブは木質ペレットにはとても有効だと思います・・(-_-)オレ.ケチナノカナ..



■追伸・・・ソロストーブのタイタンって発売されましたよね・・実はあれが欲しくて、高くて、でも気になってね・・で

結局、予算は実物の1/3以下、大きさはタイタンと同格か格上の大きさの物を自作する事になりました、

いつもの様に自作中にテスト(遊び)が、かなり多いので完成はいつになるやらですが。

いい季節になってまいりましたね、出来ましたら報告します(^_^)





早く寒くなーれっ♪






  

Posted by kumogakure023 at 01:34Comments(6)▶ウッドガスストーブ

2013年09月22日

■自作ストーブ ~ウッドガスストーブ 木質ペレットテスト~

この夏は暑かったですね・・デイキャンに行っても木陰でなるべく動きたくない・・でも火が見たい・・(^_^;)

ということでウッドガスストーブで木質ペレットを燃料を使用する事が多かった。

アルコールよりも費用対効果が高いですよね、ホワイトペレットも試したいが少し高い気がする。



まずはペレットテストの為のストーブを急造

モノタロウの通販で丸缶のサイズ違いと蓋を使用

丸缶は187円でふたが70円だったかな?

薄いスチール缶なのでカンコーヒーの缶の様にアイスピックでプスプス穴が開きます。

100均園芸鋏で切れます・・・テスト様とは言え雑過ぎる細工でしたね・・(-_-;)

雑ではあるけど、五徳部や、ロストルや、炉の底の高さ等に

いろいろ試したい部分を盛り込んではいます・・・(^_^;)


この写真↓見たら、もうウッドガスストーブにしか見えなくないですか?・・ね!?

見えた人は同じ病気です・・とりあえず3セット買っちゃいました・・(^_^;)v



二次燃焼では足りないのか?五徳部の穴で三次燃焼したりします。



今回、中はこんな構造にしました、ペレット用なので燃焼部はあまり大きくなくて

いいけど、五徳は少し高さを出して、クッカーに少しでも効率良く炎が当たる様に。

木っ端投入部はペレット用には本来要らんです、風を考えるとパンチ状でいいのですが

いつもの様に中が見たいという理由と、途中で木っ端とか入れたくなるので大きく開口した・・



灰が溜まっても燃やし続けられるように、ロストルもだいぶ底上げした。

テーブルの上で使いたいので、下に空間も欲しかったのでボルトで底上げ。

ロストル下に溜まった灰と、この空間で少しはインパクトが減るのかな?と。

荒目のロストル交換すれば木っ端でも長時間いけるかなと。



ストーブの中にペレットを少々、1合くらいかな?10分位燃えるので焼きそば位は作れます。

穴の下まで入れると20分程度は燃えます。

ペレットに少量のアルコールをしみ込ませて、火を付けます。別容器でアルコールをしみ込ませた

ペレットを一番上に乗せて火をつけた方がムラ無く、上手く燃え広がるかもしれません。



一分程度でウッドガスが出て引火しました。



更に1分少々でこんな感じになりました。



スタートより5分で、このストーブの大きさではMAXな炎に、この時二次燃焼の穴が小さいのか

上から見ると炎の勢いが弱くドーナツ状の時が多い・・?

短時間用なので一次吸気を強くしてあるのからなのでしょうか。



この時は11分位でガスが尽きて風で火が消えた、何度か使うと大体の燃焼時間が分かってくるので

無駄にペレットを消費しないですみます(^_^)



火が消えた時点で、ペレットの燃えた物をザルに出してみると、木っ端を燃やした時よりも

だいぶ固い熾火が出来ている一次吸気を強くしてあるので炭化ではありません、

これが固く圧縮された木質ペレットの特徴の様です。

入れた時のペレットの6~7割位の質量が残っている、正確には一粒一粒が小さくなっている状態。

ペレットが硬いのと、隙間が木っ端ほど無く入れられるので、おき火の時間が長い。

熾火が多いので長時間ペレットを燃焼させるには炉はそれなりに大きさがあるか

熾火で小さくなったペレットはロストルから落ちる様にして、かき出せる様にするしかない?

もしくは、煙突効果の高い作りにして熾火にどんどんエアーを当てて早く灰にする・・・とか。



パタパタと団扇で扇ぐと写真では分からないが赤々となり炎が出る、

しかし、これっぽっちなのでストーブの中に

入れっぱなしでは調理は出来ない、焼きおにぎりが焦げずに出来そうな程度。



でもこれを利用しないと、勿体無いなあ・・

とりあえず炭化したペレットに五徳を置いて、180ccの水の入った容器を乗せる

2分位で自分のお味噌汁の好みの温度位になる・・分かりづらい表現でスミマセン・・

が、使えるので勿体ない・・



カップをどかして残った炭化ペレットをパタパタ扇いでみると、少し小さくなったが残っている

トングで掴むと硬いのがわかる・・・勿体ないなあ・・・これはなんとかしなくては!



この勿体無い炭化ペレットを利用し易いストーブを作らなければ!・・

とかで、またストーブを作る理由を探しているのだ・・(^_^;)タノシイネ

次回はペレットの熾火の有効利用の出来るストーブを考えてます。



ペレットの特性は、なんとなくわかったので色々工夫出来そうです(^_^)ソレデハマタ!




  

Posted by kumogakure023 at 16:05Comments(2)▶ウッドガスストーブ